2013年3月19日火曜日

2月の支援活動

2月も東北3県での支援活動を展開しました。
この活動はJCCCNC様の支援を受けています。


2月6日7日 加藤寛JSTSS震災特別委員会委員長(兵庫県こころのケアセンター)

2月6日は気仙沼保健福祉事務所主催の気仙沼地域支援者向け研修会にて研修を実施。
支援者約60名程が参加されました。研修は災害後に起こりやすい精神科的問題への対処法というテーマで行われました。
当日は津波注意報が発令され行政職員は職場での待機指示が出された為、予定より少ない参加となりました。しかしながら集まられた参加者らは被災者の精神科的問題に対する関心が高く、質疑応答も盛んに行われました。
2月7日は南三陸町の保健師らを対象に応急仮設住宅を対象に行われた健康調査の結果をもとに今後の支援方法についてコンサルテーションを実施しました。


講義を行う加藤委員長


コンサルテーションの様子



2月8日 岩切昌宏JSTSS理事(大阪教育大学 学校危機メンタルサポートセンター)
      瀧野揚三JSTSS会員(大阪教育大学 学校危機メンタルサポートセンター)
      野坂祐子JSTSS会員(大阪教育大学 学校危機メンタルサポートセンター)

先月に引き続き、平成24年度 子どもの心のケア専門研修のため盛岡を訪れました。
「思春期の心性とトラウマケア」「支援者のセルフケア」をテーマに講義を行い、事例検討や情報交換も行われました。
児童福祉に関わる方が対象であり、児童相談所、児童福祉施設、教育機関、医療機関、市町村の相談担当から、約60名が参加。
子どものトラウマの説明と症状について概観し、とくに思春期の心性に焦点をあて、具体的な支援の留意点について説明しました。
また、支援者のストレスマネジメントとしてワークを実施。
事例検討では児童福祉施設での取り組みについて発表があり、参加者で検討するとともに助言を行いました。


講義を行う岩切JSTSS理事

講義を行う野坂JSTSS会員



2月21日22日 前田正治JSTSS会長 (久留米大学医学部精神神経科学教室)

ふくしま心のケアセンターにて、事例検討等のコンサルテーション、および相馬郡新地町にて支援相談員80名を対象に、睡眠関連の講演が行われました。

0 件のコメント:

コメントを投稿