2013年2月14日木曜日

1月の支援活動

1月も東北にて支援活動を展開しました。
この活動はJCCCNC様の支援を受けています。


1月9日 加藤 寛JSTSS震災特別委員会委員長(兵庫県こころのケアセンター)

大船渡保健所主催の大船渡地区支援者向け講演会にて講演。
支援者約80名ほとが参加されました。
大船渡地区は陸前高田市のある地域でもあり、被災している支援者も多くおられます。
これからの復興期に起こることが予想される心の問題について、また支援者自身のセルフケアをどのようにしていくのかについてなどが講演のテーマとなりました。


1月17日 前田正治JSTSS会長 (久留米大学医学部精神神経科学教室)

午前中、福島市にてふくしま心のケアセンタースタッフと事例検討会。
午後には相馬市にてふくしま心のケアセンター相双方部のスタッフ研修を行いました。


1月18日 前田正治JSTSS会長 (久留米大学医学部精神神経科学教室) 

いわき市にてふくしまこころのケアセンターいわき方部のスタッフ研修を行いました。


1月25日 亀岡智美JSTSS理事(兵庫県こころのケアセンター)
      瀧野揚三JSTSS会員(大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター)


平成24年度 子どもの心のケア専門研修にて、「思春期の心性とトラウマケア①」と題し、「子どものストレスケア」について講義し、被災、虐待、事件事故等によるトラウマの支援に関する事例検討、情報交換を行いました。
岩手県の児童福祉担当者、市町村の健康福祉担当者、児童福祉施設の専門職員、小中高の教員、小中高のスクールカウンセラー、病院の心理士が対象であり、59名が参加。
震災より2年になろうとする時期での研修であり、中長期にみられやすい影響についての解説を行いました。
ストレスケアについての講義や活用例のワークだけでなく、事例検討と情報交換会をしたことで、支援者に対する心理的援助の機会になりました。