2012年7月5日木曜日

岩手県精神保健福祉センターでの職員へのコンサルテーションを行いました。


支援者支援について熱心に議論しました。


6月21日にはJSTSS震災特別委員会 加藤寛 委員長(兵庫県こころのケアセンター)が岩手県精神保健福祉センターにて職員へのコンサルテーションを行いました。
この活動はJCCCNC様からの支援を受けています。

支援者支援が今後の活動の中で重要なテーマであることは共通認識としてあります。
それをどのように進めて行くのかについて、ノウハウを教えて欲しいということでしたので、阪神淡路大震災以降の、主に兵庫県での活動について例示しながら、具体的に必要なことについて助言しました。

岩手県県庁の精神保健担当部局のスタッフに対 するコンサルテーションを行いました。


岩手医大の中に設置された統括センター


6月20日、JSTSS震災特別委員会 加藤寛 委員長(兵庫県こころのケアセンター)は、岩手県県庁の精神保健担当部局のスタッフに対するコンサルテーションを行いました。
この活動はJCCCNC様からの支援を受けています。

これまでの各地域の活動についての概要をお聞きし、全体的にとても充実した活動を展開されていることが理解できました。
特に外部からの支援者が、最長1年間、沿岸部において活 動を継続していたとのことで、その支援チームが去った現在、それをどう補完するかが大 きなテーマであることが見えてきました。
この問題はいわて心のケアセンターの活動を考える上でも 重要な点であることが話し合われました。
その後、岩手医大の中に設置された岩手県心のケアセンターを訪問しました。

気仙沼保健所にて、定例のコンサルテーショ ン。



気仙沼港の周囲からはがれきはほとんど撤去されましたが、
残っている建物は損傷がひどく使えるものはほとんどありません。



かつては岸壁を埋め尽くした漁船も数えるほど。


先月に引き続き、JSTSS震災特別委員会 加藤寛 委員長(兵庫県こころのケアセンター)は、気仙沼保健所を6月13日に訪問。
気仙沼圏域の今後の長期的な活動についての計画作りを吟味しました。
担当者が4月から変わったため、3月までに作った活動の方向性について優先順位を検討。
その議論の中で、地域内に新たに多く雇用されたセミプロともいうべき支援者たち(震災前は全く対人サービス職に就いていなかった人たち)への啓発教育とサポートが最重要課題であることが確認できました。
また、気仙沼地域に作られたこころのケアセンターのスタッフとも議論を行い、センターの活動の方向性について確認しました。
この活動はJCCCNC様からの支援を受けています。