2011年度はシビックフォース様の助成を受け活動を行い、大きな成果を上げることができました。
この場を借りてお礼を申し上げます。
そして今年度からの被災地における活動はJapanese Cultural and Community Center of Northern California(JCCCNC)様の助成によって継続できることとなりました。
ご協力を頂いた関係者の方々に深くお礼申し上げます。
この助成が決まった背景には、カリフォルニアは自然災害が多く、1988年のサンフランシスコ地震、1994年のノースリッジ地震などの地震被害を受けていることから、心のケアに関して日本の関係者はカリフォルニアの専門家から多くのことを学んできたということがあります。
また今回はサンフランシスコ在住のホンマ・トゥルー・レイコ先生にご助力いただきました。
今後約3年に渡り、JCCCNC様の助成による活動を続けていきます。
復興期に入り、被災地における心理的支援(心のケア)は、
各地域の実情にあわせて、さまざまな展開を見せています。
本サイトでは、日本トラウマティック・ストレス学会(JSTSS)が取り組んでいる
プロジェクトを中心に、復興期の活動状況について情報をお伝えしていきます。
本サイトはリンクフリーです。
2012年5月29日火曜日
5月23日みやぎ心のケアセンターにて講演を行いました。
5月23日みやぎ心のケアセンター及び宮城県の関係者に対し、JSTSS震災特別委員会 加藤寛委員長(兵庫県こころのケアセンター)が講演を行いました。
みやぎ心のケアセンターは昨年の11月に開設され、準備期間を経てこの4月から本格的に活動を展開しています。
今回はそのスタッフ研修に協力をしました。
阪神大震災以降の活動及びこれまでの東北の被災地で見てきた状況を踏まえて、今後の活動の方向性や注意すべき点について熱心に討論が行われました。
写真は石巻保健所内に開設されている石巻地域センターの様子です。
保健所内にある元レントゲン室を改装して設置されています。
今後も継続的に支援活動を行っていく予定です。
5月24日石巻保健所にてコンサルテーション活動を行いました。
5月24日、宮城県石巻保健所をJSTSS震災特別委員会 加藤寛委員長(兵庫県こころのケアセンター)が訪問し、保健所のスタッフとこれまでの活動の振り返りと今後の活動の計画について話し合いました。
また午後には石巻圏域の3つの市町の担当者も加わり、精神保健福祉会議が行われました。
宮城県の中でも、最も被災の激しかったこの地域で、混乱の中にありながら、これまで各市町の担当者は素晴らしい活動を展開してきました。
それを今後継続していくために、新たな問題を発見し将来に残るシステムに発展させるための計画作りが行われようとしています。
こうした情報を交換しながら、活動を長期に続けていくための注意点、特に担当者自身のセルフケアをすることの重要性をお伝えしました。
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