2011年5月22日日曜日

過去の災害に学ぶ:北海道南西沖地震

今回の大震災の対策を考える上で、阪神・淡路大震災や新潟県中越沖地震がよく参照されています。これら以外にも、忘れてはならない災害があります。それは、1993年の北海道南西沖地震です。日本海側で起きた地震としては過去最大で、大津波によって奥尻島住民の4%が亡くなるという激甚災害でした。漁業を中心とした地域が被害を受けたという点においても、今回の東日本大震災と共通した点があります。この災害で、被災者とくに子どもたちの心理的支援にあたった藤森和美が、復興のプロセスで被災地域のコミュニティが直面し、これまであまり語られることのなかった問題について書き下ろしてくれました。
北海道南西沖地震被災者の心的回復

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